ストレス反応
メテオリーテ
――!
フロストリーフ
撃つな、私だ。……そこにいるんだろう。
援軍を連れてきたぞ。
アーミヤ
メテオリーテさん、私です!
メテオリーテ
誰? 待って……まさか、アーミヤ!?
メテオリーテ
あなたが来てくれるなんて……!
すごく嬉しいし、心強いわ。
メテオリーテ
――だけど……
あなたは来るべきじゃなかった。これは向こうの罠なのよ。
私たちを助けるためにあなたを危険にさらすのは、リスクが高すぎるわ。
メテオリーテ
これは、判断としては間違いよ……!
フロストリーフ
だが、どう見てもお前たちは逃げ切れそうにない状況だった。……この子がそれを知っていて、見捨てるわけがないだろう。
だから、今更アーミヤを責めても仕方がない。
メテオリーテ
責めてなんかないわ。ただ……
……ううん、やめておきましょう。……ごめんなさい、アーミヤ。
アーミヤ
お気になさらず。お二人が無事で、本当に良かったです。
メテオリーテ
……ありがとう。
アーミヤ
……ところで、ジェシカさんの様子が気になるんですが……彼女に何があったんでしょうか?
ジェシカ
うぅ……
メテオリーテ
それが……ちょっと、ショックで気が動転しちゃってるのよね。
本当は、自力で動けるようになるまで待とうと思ってたんだけど……
この様子を見るに、精神的な傷が残ってる可能性もあるだろうし……
ジェシカ
……
アーミヤ
……ジェシカさん、大丈夫ですか?
ジェシカ
……
アーミヤ
こうなったら……
アーミヤ
フロストリーフさん、お願いがあります。ジェシカさんの手を私の腕に乗せて、握らせるように押さえておいてもらえませんか。
フロストリーフ
……わかった。
アーミヤ
ありがとうございます。
……
アーミヤ
――!!
アーミヤ
……っ……
フロストリーフ
アーミヤ、大丈夫か!
アーミヤ
はい……! ただ……これ、は……
深い、悲しみ……?
アーミヤ
曖昧では、ありますが……それでも……
ジェシカ
……
???
――ジェシカさん!
もう、大丈夫ですから……!
どうか、戻ってきてください……!
ジェシカ
……?
……アーミヤ、さん……?
アーミヤ
――!
はい、アーミヤです!
ジェシカ
……ほんとに……アーミヤさん、だ……
アーミヤ
よかった……これで一安心ですね。
メテオリーテ
……ジェシカ、大丈夫……?
ジェシカ
……わ、私……
ジェシカ
ごめんなさい……あんなの、想像すら……してなくて……
アーミヤ
いいえ、気にしないでください……
ジェシカ
……私……あんな……う、ぅっ……
アーミヤ
……あなたの感じたこと、私にはわかります。
私も、以前には――
逃げ出したいのに、足が動かない……
叫びたいのに、声すら出せない……そんなことがありました。
きっと、あなたも同じような経験をしたんですよね。
ジェシカ
……
アーミヤ
……それでも、立ってください。ジェシカさん。
怖がらずとも大丈夫です。私たちが、いつでもついていますから。
アーミヤ
今のあなたは、一人ではありません。
一緒にロドスへ帰りましょう。
アーミヤ
フランカさんとリスカムさんも待っていますしね。
ジェシカ
……!
ジェシカ
はい……!
フロストリーフ
……
アーミヤ……今のは……
アーミヤ
……どうか、ケルシー先生には内緒にしておいてくださいね。